将来に決まった保険金額を受け取る「定額個人年金保険」の銀行での窓口販売の売れ行きが良すぎて、生命保険会社が銀行への保険供給を止める異例の事態が起きている。運用次第で保険会社のリスクが大きくなり過ぎる「変額個人年金保険」では売れ過ぎを理由に販売休止になった例はあるが、リスクが比較的小さい「定額」では珍しい。
販売を一時休止したのは、富国生命保険の子会社で、銀行などの窓口販売用の保険を専門に扱う「フコクしんらい生命保険」。
同社は、約270の金融機関にいろいろな種類の保険を売り、窓口で販売してもらっている。このうち主力の定額個人年金保険の販売が急増してきたため、取扱量が大きい大手銀行など5行に上限を設けたところ、みずほ銀行が突破したので10月から供給を止めた。同行には今年度中は供給を再開しないという。
フコクしんらい生命の個人年金保険の新契約高は09年度は前期比2.3倍の2920億円。10年4~6月期も前期比3倍の勢いで伸び、定額個人年金保険が牽引(けんいん)した。競合商品よりも、加入時に契約者に約束する運用利回りが、少し高めだったことから人気が出たとみられる。
保険会社は保険の販売が増えると、集めた保険料を元手に国債などの有価証券を買って資金運用する。フコクしんらい生命の資産規模は大手生保より小さく、09年度末の資産規模も1年前より約2.3倍に急増した。「比較的リスクが少ない国債を中心に運用しているが、今の勢いで販売が増えると、資産が大きくなり、国債などの価格変動で財務内容が悪化する可能性がある」と停止の理由を説明している。
加入者が増える⇒資産が増える⇒うるおう。
・・・・のではないらしい。
財務内容が悪化するのは困るのですが?
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